この革ジャン。
22年前にロサンゼルスに行った時に購入したものなのです。
そんなに着る機会はなかったのですが、最近また着る様になりました。
着れると言う事は20年前と体型が変わってない?って事でしょうか・・・。
いくつか革製品は持っているのですが、
今まで、殆どメンテナンスを出来なかった(しなかった・・)のです。
この革ジャンも勿論、何のお手入れもせずにいました。
最近、革が硬いなあと思っていたのですが
よく見ると革の表面が白っぽくなっていました。
ちなみに、白っぽくなっていてもカビではありません。
前回のチェアの革のメンテナンスを書込みましたが
革ジャンも同じですよね。
そう、油分がぬけてしまっているのです。
このままですと、革が破れてしまいそうです。
さっそく、お手入れ開始です。
本来は、オイルを塗り込むのですが
今回は店にて在庫している「蜜蝋WAX」を購入してチャレンジです。
このWAXは革や木部のお手入れ用です。
成分は蜜蝋、ステアニン酸、ワセリン、天然植物油脂。アルコールです。
布にWAXを適量とり、革に塗り込んで行きます。
塗った場所から革の輝きが復活してきました。
約1時間掛けて、全体を仕上げました。
その後、数日間乾燥させて着用してみると・・・。
おお!革が柔らかくて動きやすい!
革の表面にも艶が蘇っています。
こんなに良い革ジャンだったのか・・・。
メンテナンスをするとさらなる愛着が沸いてきました。
この革ジャンとの付合いも永くなりそうです。
次回はオイルを補給してあげようと思っています。
ついでにもう1着、お手入れしてしまいました。
ちなみにこちらは、25年前に購入した日本製(KADOYA)の革ジャンです。
デザイン的に現在は着る機会はあまりなさそうですが、大切に保管しようと思っています。
革ジャンのお手入れも家具のお手入れも同じだと思いますね。
きっと、手を掛ければ掛けるほど愛着が沸きますよ。
kirinoyaでお勧めしてる家具はそんな家具達ですから。
STAFF M.Fukuda
scandinavian life style shop kirinoya